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Develop and Design Note

フロントエンドなデザイナーの覚書

Webの新時代に備えて

スマートフォンの時代になり、アプリ開発の競争が激化している昨今ですが、一方で、Googleを中心に、Webサービスを発展させる新技術が出現してきています。
おそらくですが、数年後、モバイルサービスはこのWebの新技術を使って提供することになるのだと思います。
今回は、数年後のITに着目した個人的見解と、そのために今すべきことについて、書きたいと思います。

Webの新技術とは

ざっと挙げますと、以下3つです。

  • Physical Web
  • 空中WiFi
  • Service Worker


Physical Webとは、IoT技術の一つで、Blootooth Low Energy (BLE)に対応した端末と通信するためのビーコン規格(Eddy Stone)を使います。Eddy Stoneは、AppleのiBeaconと違い、専用のアプリが不要で、ブラウザがあればビーコンの電波を受信することができます。オープンソースという点でも魅力的ですね。

空中WiFiとは、特に正式名称じゃないですが、地上からでなく、最近流行りのドローンなどを使って、空中から飛ばすWiFiのことです。

Service Workerとは、Webアプリを今のネイティブアプリのように動かすことを可能にする、JavaScriptの実行環境です。
この技術があれば、Webサービスをオフラインで動かし、端末にプッシュ通知を送ることができるようになります。

新技術がもたらすもの

Physical Webによって、人と機械とのコミュニケーションが増え、空中WiFiによって、あらゆる場所でインターネットが使えるようになる。
例えば、山の上でインターネットが使えたり、出先のお店やイベント会場から情報を受信したり。
今以上に、モバイル端末を使う「利用シーン」というものがどんどん増えていくわけです。

そうなってくると、開発者は、「もっと自由に、もっと早く」Webサービスを作りたくなり、今のネイティブアプリが抱える問題が足枷になってくるのではないでしょうか。

ネイティブアプリの問題とは、この2点です。

  • 申請し、審査を通過しないと世に出せない
  • ユーザーがインストールしないと使ってもらえない

ServiceWorkerによってWebアプリが普及した場合、この問題をクリアすることができます。
つまり、「時代の変化により、Webアプリの需要は高まるのでは」と思うのです。

Webの新時代に備え、今すべきこと

若干、妄想の部分はありますが、上記で書いたような世界が、6〜7割の可能性で現実化すると思っています。
Appleの動向は謎ですが、Googleが主導でそういう世界を作ろうとしているという理由で5割、光を浴びていないものの、ブラウザベースのOS(FireFox OS)を有するMozillaや、ドローンWiFiを作っているFacebookなどの挑戦を加味して、+1〜2割、合計6〜7割って感じです。
(そういえば、Microsoftの動向も謎い・・・)

そうなると、(僕自身が、Webサービスの制作、開発の専任だったのもありますが、)その可能性に投資しても良いのではないかと思えてきます(勉強や業務などに割く時間を投資する、という意味で)。
そこで、とてもとても大事になってくるのが「何に投資するか」。
今、Webサービスの開発言語やフレームワーク、開発環境が、爆発的に増えています。

なので、的を絞って投資する必要があります。
こんな記事がありました。

今のHTML, CSS, JavaScriptっていうのは、21世紀のマシン語 なんですよ。概念的にも、実際的にも。

フレームワークがあれば、Webサービスの「側」をつくることはできるでしょう。でも、それだけでは、何か不具合が起きた時の対処ができなかったり、コードの設計ができなくなってしまいます。
だから、将来目指すものによりますが、Webサービスを開発したいって人は、「HTML, CSS, JavaScriptを仕組みとともに理解すること」に投資として良いのではないでしょうか。

ということで、僕自身も、この3つの言語を中心としたWebの仕組みについて、勉強を続けたいと思います。